そもそも、隣国というのは仲が悪いところが多い。
領土と、付随する利権の問題が横たわるからだ。
もっとも、ほぼ全ての動物がテリトリー争いをすることを思えば、自己の縄張りを主張すること自体は、生きとし生けるものの本能の一部であることは理解できる。
しかし、人には動物とは違って、「理性」がある。
逆の言い方をすれば、
「理性」をコントロールできなければ動物だ。
残念ながら動物としてのヒトは弱くて、
裸で自然に投げ出されたら長く生きてはいられない。
だからヒトは、動物が食べ残した屍肉や骨を貪り、結果、脳を発達させた。
そして仲間を思いやり、意志の疎通を図りながら、力を合わせて食物連鎖の頂点に立った。
それが脈々とつながって今があるはずだ。
人が人たる所以を辿れば、
力比べではない方法で、問題の解決の糸口を探ることは必ずできるはずなんだ。
これは理想や夢ではない。生物としての在り方の話だ。
ロシアがウクライナに侵攻して、一週間が経った。
知りたくもないことがたくさんあるけど、知らないままでもいられない。
報道を見るたびに怖くて泣きそうになるし、心がずっと痛い。
心から平和を願います。
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